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自衛隊

女性は自衛隊で活躍できるのか?女性自衛官は自衛隊に必要か?その1

女性自衛官

 

女性自衛官の皆さんに怒られそうなタイトルですが、民間の友人からよく尋ねられた質問です。

日本の防衛を司る自衛隊ですが、バチバチの男社会としてかなり有名ですよね。

 

そんな自衛隊に女性は必要なのでしょうか

果たして、活躍できるのでしょうか

 

この記事は、あくまでも私の個人的な意見であり、防衛省とは全く関係がないと言うことを最初に申し上げておきます。

 

 

答えはもちろん「必要」

 

災害派遣で頼られるのは女性だった

 

赤ちゃんのおむつが必要なんです。新生児用で、サイズはSじゃないと・・・」

「母の介護用のおむつが必要なんですが、Lサイズパンツタイプが良くて・・・」

「赤ちゃんの粉ミルクが必要で、哺乳瓶の乳首がなくなってしまって、Mサイズがあれば・・・」

生理になってしまって、量が多いので夜用があったらありがたいんですが・・・」

 

こんな風に話しかけられるのはいつだって女性自衛官です。

 

(私は、在任中に大きな災害は起きなかったので、災害派遣には一度も行ったことはありません。上記は先輩に教わったお話です。行ったとしてもこのように住民の方と触れ合うような任務に就くことはなかったと思いますが。)

 

自衛隊の中だけで完結する業務・訓練・演習ならば、男性だけでうまく回せると思います。

しかし、従たる任務ではありますが

1番重要な任務が国防で、2番手が災害派遣というイメージを持ってください。)

 

「支援」が目的の災害派遣においては、女性の存在は計り知れません。

 

ゴリゴリ強面のおじさん自衛官に、「生理用品が・・」なんて言えない。

人によるかもしれないけど、抵抗ありますよね。。

 

だから、「女性」自衛官は、自衛隊に必要なんです。

 

人材確保の点で、日本人女性の雇用は必須

 

日本の人口は年々減少しています。

つまり、全体の人数が減れば自衛隊に応募・入隊する人の数も減ると言うことです。

 

一般論として、日本経済が上向きのときは自衛隊への応募数は減り

経済がうまく回っていない時は安定思考が働いて自衛隊への募集数が増加する傾向にあります。

高市総理が就任してからは余計に募集が減ってしまうかもしれませんね。

(私は高市総理を応援していますよ!)

 

そもそも自衛隊は人海戦術です。

いくら技術やテクノロジーが進歩したといっても、やっぱり「人」なんです。

 

だから、人材の確保が必要不可欠。

ではどうするか?

選択肢はいくつかあります。

 

外国人の傭兵を雇う

絶対に無理です。

話したら長くなりますが、自衛隊のレベルは技術面・倫理面・体力面においてピカイチです。

そこに得体の知れない外国人の傭兵を入れようものなら、

円滑に任務を達成することができなくなるのは火を見るより明らかです。

 

募集にける年齢制限の引き上げ

これはすでに実施されており、

2025年現在、一般曹候補生等においては33歳未満まで門戸は開かれています。

 

定年退職年齢を引き上げ

こちらもすでに実施されているものではありますが、

自衛隊は他の職業の方とは違い、若くして定年を迎えることになっています。

と言うのも、精神的・体力的に50代半ばが適当だと考えれているからです。

いくら定年年齢を引き上げたところで、老兵には知識はあっても馬力がない場合が多い(先輩方申し訳ありません)ので、

人材確保のため必要な処置と言えど、ベストの選択ではないようです。

 

女性の割合を増やす

つまり、自衛隊の質を落とさずに人材を確保するためには、女性の割合を増やすことが必要なのです。

そのため、自衛隊では両性にとって働きやすい環境を作るため、産休・育休・保育時間等さまざまな施策が施されています。

 

(まぁ、施策はあっても、人の心は昔のままで、産休・育休等の制度を利用して休んだ女性自衛官に対して文句を言うヤツも散見されます。逆に、制度を利用するだけ利用して退職する不届な女性自衛官もいました。お互い感謝が足りないよね。)

 

女性自衛官の能力とは

 

男性社会の中でたくましく働く女性自衛官。

彼女たちを一言で説明するならば、

めっちゃ優秀

です。(もちろん個人差はあります。)

 

女性自衛官には、

前向きな人が本当に多い。

妥協しない。

空気を読む能力が高い。

天才がいない(能力を何かに全振りした天才がいない代わりに、なんでもできる常識人が多い)。

努力家が多い。

 

と言うのも、女性自衛官の倍率はとても高く、私が受験した頃、一般幹部候補生試験は60〜100倍、一般曹候補生試験では地域によってかなり差はありますが、数十倍程度と言われていました。

現在はもうちょっと下がったのでしょう。

 

特に、現在50代〜半ばを迎える女性自衛官の方々は、もっと厳しい倍率の中を勝ち残ってきた方達です。

めちゃめちゃ優秀で、最高の人材ばかりです。

 

入ってきた時点で、選ばれし存在の女性自衛官。

彼女たちは入隊してからたくさんの苦労や障害を乗り越えて

さらに強く・たくましく・賢く育っていくのだと思います。

 

ちなみに、

自衛官はメンタルをやられてしまう人が結構います。

人材不足も相まって、一人当たりの負荷が大きくなってきているのかもしれません。

体が資本のお仕事ですが、実はメンタルが一番重要なのでは?と感じていました。

そんな厳しい仕事環境の中で、女性自衛官は実に前向きで、へこたれない人が多い印象です。

 

「自衛官」に性別はあるのか

 

基本的には、仕事に性別を持ち込むべきじゃない

 

女性だからといってやらなくてもいい仕事なんてありません。

みんな、ただの「自衛官」だからです。

 

(ただし、母体保護の観点から、女性に開かれていない職域というのはあります。体への影響や、万が一の場合「お前子供産めなくなるかも知れないぞ!」というようなものは、男性がやってくれているのです。私は有難いと感じましたが、「私は女だけど、やらせてください!!」と希望する方はちらほらいらっしゃいました。それを受けて、女性にもどんどん職域が解放されています。が、やはり男性の生まれ持った体力・筋力でないと耐えられないものが多いように見受けられます。)

 

日本においては自衛官は公務員であり、安定した就職先の一つとして選ばれています。

 

しかし、一歩海外に出てみれば、「自衛隊」「公務員」なんて通用しません。

軍隊でしょ?」「公務員?なにそれ?軍人だろ?安定とか何言ってんだ。」と言われます。

そう、日本国内の事情なんて、国際社会ではクソほどどうでもいい

 

自衛官は、「軍人」なんです。

軍事とは、国が持つ軍事力のこと、戦争とは、軍事力の衝突です。

そこに性別はありません。

 

女性自衛官にしかできないことがあると冒頭で申し上げましたが、

後方支援において」と付け加えた方が良いかも知れません。

 

やっぱりね、男性の体力と筋力には、敵いません。

お互いを尊重しながら、適材適所で活躍してもらい、自衛隊を強くしていくしかないと思います。

 

優しい上司・先輩の存在が、女性自衛官をダメにする

 

基本的に女性自衛官には、真面目で真摯に業務に取り組まれる方が多いです。

(小学校の掃除の時間に、遊んでる男子を注意するのはいつだって女子だったでしょ)

しかし、中には、ダメダメな女性自衛官も存在するのです。

そんな女性自衛官を作り出してしまう一つの原因が、優しい上司・先輩の存在です。

 

女性に対して気を遣ってくださり、

「それはこっちでやるからいいよ。」とか

「生理でお腹が痛いなら休んでいいよ」

と言ってくださることは、本当にありがたいのです。

 

ですが、それはあくまでも気遣いなんです。

人として、社会人としての気遣いです。

 

その気遣いを「甘やかし」にしてしまうのは、女性側ですよ

 

自律」とは、自分自身を自分で律することです。

それができない、易い方向に流されてしまう子が、結構いました。

 

分かりやすく言うと(言葉を選ばずにいうと)

自分は大したこともできない半人前なのに、

自分は男性自衛官よりも特別で大切にされる存在で、

休んでもサボっても許される

女王様にでもなったかのように勘違いする女性自衛官

散見されたと言うことです。

 

女性活躍推進!」とか「ハラスメント防止!」の波が、

さらに彼女たちを増長させているように見受けられるシーンもありました。

 

しかも、女性自衛官の雇用を増やしているせいで、勘違い女子の割合が増えているように感じました。

(あくまでも、私の個人的な意見ですよ。)

 

 

 

 

こゆきの独り言

 

幹部候補生学校時代、週末を駐屯地内で過ごすのが本当に嫌で、よくビジネスホテルに宿泊していました。

週末に駐屯地にいると、心がブチ切れそうになるんです笑

 

自衛隊を応援してくださっている久留米市内のホテルって結構あるんですよ。

割引価格で宿泊させてくれたり、滞在時間を融通してくださったりして。

本当にありがたいことです。

 

私は、そんな風に応援してくださった方々に、仕事で恩返しできたのかな〜。

 

では、また。