海外留学をして本当に良かったことは、英語能力の向上なんかじゃない。その1

海外に留学して本当に良かったことや大切な気づきを綴ります。
国内の大学を卒業後、国内で1年間アカデミック英語を勉強させてもらい、その後およそ2年弱、イギリスの大学院で修士号(Master)の勉強をさせてもらいました。
無事に院を卒業し、次席の成績をもらいました。(次席って言っても何人かいますので、ごく普通の成績だと思います。)
そもそも私が留学した理由は
「こんな未熟者じゃ、社会に出られない!自分をもっと成長させたい!私のことを誰も知らない遠い土地で生き抜いて、荒療治的に修行したい!」
というものです笑
留学の根本はこの思い。(よくお父さん許してくれたよな・・・)
そして、人の役に立つ仕事がしたいと思っていたので、現在の日本の問題点は何か、自分は何を勉強してどう活かしていくか、そんなことを考えながら、情報収集をしながら、学部を選びました。(結局現地で迷ってまた変えたけど)
海外に留学して本当に良かったことや大切な気づきについて書いていきます。
①日本の近代史を調べ、歴史を知った
日本に対して特に、好きとか嫌いとか思ったことはありませんでした。日本に生まれて誇りに思うとか、そんな気持ち抱いたこともなかった。
一方で、
外国人かっこいい!とか
白人とのハーフの子供が産みたい!(当時、ブーム?みたいになっていて私の周りの子達はこんな願望を持っている人が多かった)とか
海外大好き!海外に行きたい!日本から出たい!
のような海外への憧れというのもありませんでした。
皆がそこまでいうなら、外国人がどれだけかっこいいか見てやろうじゃないか(ニヤリ)くらいの気持ち。
Pon君の「Thank you Japan」と固い握手
ある日の昼下がり、街を歩いていると、クラスメイトのPon君に出会いました。
Pon君はタイの裕福な家の男の子で、有名な県知事か州知事かなんかの息子なんだとか。ボディーガードの男の子と一緒に入学してきて、アパートも一緒で、生まれてからずっと一緒なんだとか。
Pon君は全身エルメス、ボディーガード君はいつもTシャツにジーパンに運動靴。Pon君は華僑のお家の裁判官を牛耳る?一族の娘さんと交際しているそうで。
つまり彼は地位と権力が約束されたボンボンの中のボンボンだったんです。私のような一般人が絶対に会うことができないセレブ中のセレブでした。
とは言っても、お金払って人を雇って論文を書いてもらっているって話だったし笑
私が住んでいた街は、大学で成り立つような街だったこともあり、
学生をターゲットとしたルール違反なお仕事が結構あったみたいです。
金銭を受け取り他人の課題をその人のフリしてこなす仕事ってのがあるらしいです。
同じ人が作成しているわけですから教授の方も「あ、これ依頼して描いてもらったやつだな。」って分かるようになるみたいです。
こういうのってどこの国にもあると思いますが。
特に話しかけたこともないし、セレブに興味ないし、
目が合ったら微笑んで会釈してスルーするつもりでした。
しかしPon君は私を見つけるなり、私に近寄り、握手を求めるように手を差し出し、
「Thank you Japan.」
と言いました。
私は握手に応えつつ、え?と鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をしていたと思います。
困惑した私の顔を察知したPon君は
「Thanks to Japan, Thailand is still Thailand.」(めっちゃタイ訛り)
と説明を加え、ぎゅっと手を握り直し、微笑んで去って行きました。
え、急に何だったの?
ありがとうって・・・
タイは今でもタイのままなんだよって・・・。
それも、日本のおかげで・・・?
うわ、これって・・・
私の知らない近代史だ。
彼の感謝は明白だ。
私が学校で習わなかった、なぜか授業で一切タッチされなかった、先生が授業ではやらないと豪語していた近代史だ。
ページを飛ばされた、世界大戦あたりの歴史のことだ。
私は恥ずかしさと焦りが混じったような気持ちが込み上げ、涙が溢れそうになり、まっすぐ進もうと思っていた歩道を曲がり、人気の少ない大学構内に進路変更をしました。
恥だ。
私は日本に生まれ、日本に育ち、日本人の両親を持った生粋の日本人。
日本から来ましたとプラカードを掲げてイギリスくんだりまで来たにも関わらず、日本について何も知らない。
Pon君は、近代史をしっかり勉強をして、日本に感謝の気持ちを持ってくれていて、それを直接伝えてくれた。
彼にとってはどれだけ大切なことだっただろう。
日本のおかげで、母国が母国のままでいられたことに感謝しているんだよって、拙い英語で(ごめんね)、伝えてくれた。
私が日本人だから、私に伝えてくれたのに、私は困ったような表情をして・・・
こんな恥ずかしいことって無い。不甲斐なくて悔しい。
日本のパスポートを持って「私は日本人です。」って顔して、日本人としてイギリスの街を歩いているのに、日本の歴史について全然知らないなんて。
エセ日本人だわ。私は。
その国に生まれたからといって、その国の人間ってわけじゃない。
だって、全然知らないじゃない、私。
日本に帰化した中国人が「日本のパスポート最高!」って旅行するのと一緒じゃん。最悪だ・・
Pon君、去り際ちょっと寂しいような悲しいような表情だったかも。
私は何者なんだよ・・・
Amazon.Japanで書籍を購入すると送料3000円ぐらいかかります
私は学生寮に帰るとすぐに、近代史関連の本を何冊か注文しました。
このままではいられない!!勉強しなければ!!
送料高すぎ!だけど、必要経費じゃ!!!!!
私が注文した本は(偏ってるかもしれないけど)
- 『ひと目でわかる「アジア解放」時代の日本精神』水間政憲著(PHP研究所)
- 『ひと目でわかる「日韓併合」時代の真実』水間政憲著(PHP研究所)
- 『ひと目でわかる「日中戦争」時代の武士道精神』水間政憲著(PHP研究所)
- 『ひと目でわかる 日韓・日中歴史の真実』水間政憲著(PHP研究所)
- 『日本の民主主義はなぜ世界一長く続いているのか』竹田恒泰著(PHP新書)
- 『日本人はなぜ日本のことを知らないのか』竹田恒泰著(PHP新書)
- 『語られなかった皇族たちの真実 若き末裔が初めて明かす「皇室が2000年続いた理由」』竹田恒泰著(小学館文庫)
- 『誰も書かなかった日韓併合の真実 Truth of Annexation of Korea 』豊田隆雄著(彩図社)
です。
むしろ、院の勉強よりも日本のことを知る方に時間を割いていたかもしれません笑
しかし、それくらい価値のある、最も私が勉強しなければならないことだと確信しました。
どの本もとても興味深いです。
ひと目でわかるシリーズは写真がたくさん載っていて、本当にわかりやすいです。当時の雰囲気が良く伝わってきます。
竹田恒泰さんの本は本当に良著だと思いました。後に、自衛隊においてこれらの本を元に精神教育をさせてもらいました。
豊田さんの本も、写真がたくさんあってとてもわかりやすいです。韓国が訴える慰安婦問題や日本に迫害された云々話が、根も葉もない真っ赤な嘘だということがよくわかります。
竹田恒泰さんの本の中にこんなことが書かれています。
(私なりの要約と解釈)
日本はとても素晴らしく脅威となる国であったため、アメリカはどうしても日本を潰したかった。
戦後処理として、Aプランは、天皇陛下を処刑すること。
しかし無理だと分かった。
なぜなら天皇陛下は王でも国家元首でもない、「天皇」という存在だったからだ。
敗戦国では、戦勝国による統治に対する不服従や暴動が必ず起こるものだが、日本の場合、軍部だけでなく一般市民に至るまで一切そのような事はなかった。
そんな統率された日本人の目の前で、アメリカが天皇陛下を処刑でもしようものならば、日本人たちは一体どのような行動に出るだろうか。
とても恐ろしいものになっていたはずだ。
よって、Bプランが取られることになった。
それは、日本人の歴史観を骨抜きにすることだ。
ある民族がその民族の一員であると言う為には「自然観」「死生観」「歴史観」この三本柱が必須である。
中でも歴史観は一番取り除きやすい柱である。
ヨーロッパのなんとかって学者(すいやせん)が「自国の建国の歴史を語ることができない民族は、100年以内に必ず滅ぶ」と学説で訴えていることが引用され、
現在日本の教育では「歴史」特に「建国」と「近代史」が空っぽにさせられている。
しかし逆に言えば、一番取り除きやすい柱ということは、歴史観は「知るだけ」で満たすことのできるシンプルな柱である。
まだ間に合う、私たちは自国の歴史を知るだけで、国を守れるのだ。
まさに私のことじゃないか!!!!!
と、
本についてのコメントを書き始めると膨大な量になってしまうので
(歴史はとても苦手な教科だったんですが、こうやって知ると面白いですよね。無知は罪だなと思いました・・・。)
友人との会話内容と本の内容をミックスし、ざっくり書きます。
【インドネシア人に聞いた】第二次世界大戦下におけるインドネシアとタイ
世界大戦下、ヨーロッパ諸国は植民地政策をとっていましたよね。
東南アジア諸国も植民地化され、何百年もの間搾取され続けました。
(令和を生きる私からすると、他国の土地や国民を「今日から俺のな!!w」って言うなんて傍若無人にも程があるわ。)
インドネシア
例えば、インドネシアはオランダに約340年間支配されていました。
国の発展もなければ教育もない、搾り取られるだけの日々。
白人が直接支配すると反発が起こるので、インドネシア人と白人のハーフの子を産ませ、中間に据えて(管理職)インドネシア人を支配していました。
(半分は自分と同じ血なのだから・・・と反発しづらい。効果抜群だった。)
クラスメイトにインドネシア人の子がいましたが、オランダをはじめ白人なんて大嫌いだと言っていました。(そりゃそうだ)
そんな折、日本軍が上陸してきたのです。
最初、現地の人間は敵襲だと思い日本軍を攻撃したそうです。(当たり前の反応、immune systemですね。)
しかし、日本兵は自分たちを攻撃してこない。敵だと思ったから攻撃し、亡くなった日本兵だっている。なのに、反撃してこない。まさか・・・
日本軍上陸後、ほんの数日でオランダは撤退、インドネシアは日本によって取り戻されたのです。
友人のRiski君は
「俺のお祖父さんは日本兵と戦ったんだ。拘束して殴る蹴るしたんだって。でも、反撃してこないから、味方だったって後から分かったんだって。」
「オランダってそんな弱かったのかよ!300年以上も支配してたくせにすぐに逃げ出しやがって!!!」
「でもね、日本は、本当に良くしてくれたんだよ、俺らにたくさんのことを教えてくれたし、尊重してくれた。」
と言ってくれました。ご先祖様のことを褒められるとこんなにも嬉しいものでしょうか。
「スマトラの方はちょっと違ったみたいだけどな。」
(スマトラ出身のクラスメイトもいましたが、「日本のことは好きだぜ、でももっと上の世代は日本が嫌いだ。過去のことだから俺はもう気にしない。」と言っていました。今回は触れませんが、かなり厳しい統治だったようですね。)
私は質問しました。
「本で読んだんだけど、
『オランダ人はインドネシア人に鉛筆を売りつけたが、日本人はインドネシア人に鉛筆の作り方を教え、自分たちで生産できるようにした。そして、使い方も教えた。』
って書いてあったんだけど、本当?こんなこと学校では習わなかったから。」
すると、
「まさにその通り。本当にその通りだ。」
と。
涙が出そうになりました。
ご先祖様はその国の人のために尽力したんだなと思うと、本当に誇らしくて、嬉しかったです。(戦争全てについて全肯定しているわけではありません。)
植民地支配は、「作り方を教えない」からその国の人たちの成長はない。
国の時間が止まったまま、300年以上。考えられないですね。。。
タイ
一方、タイの場合は、白人に支配された歴史がありません。
タイは、一度も植民地になったことがない国なのです。
なぜなら、日本軍がすぐ近くまで進軍してくてくれていたからです。
Pon君はこのことを言っていたはずです。
「日本軍がタイの近くに存在するという事実が、白人を寄せ付けなかったんだ。
植民地化されて国が壊されることはなかったんだよ。ありがとう。」
と言いたかったのかなと、思います。
このような歴史を持つ日本だから。
ご先祖様のやってきたことは世のため人のためになっていたから。
だから、日本のパスポートは世界で最も信頼が厚いものとなり、世界中ほぼどこの国にもビザ無しで渡航できるパスポートになったのです。
外国人が不正を働いてでも、母国の国籍を捨ててでも欲しいものです。
ご先祖様の、血と汗と涙が滲んでいるパスポートだと思いました。
それを何も知らず、なんの感謝もなく海外に行ってしまった自分が本当に恥ずかしいです。
そして、ご先祖様たちが守ってくれた、日本。
そこで生まれて平和に暮らしているのが、私です。
ご先祖様たちがいてくれたから、今こうして喫茶店でコーヒーを飲みながらパソコン開いていられるんです。
私は渡航して初めて日本のご先祖様に感謝し、ご先祖様達を誇りに思いました。
渡航前に知っていれば、もっと実りのある会話をクラスメイトとできたかもしれません。
私が得た学びと気づきを、今あなたに渡します。
あなたはここから、さらに素晴らしい学びと気づきを、築き上げていってください。
こゆきの独り言
ご先祖様繋がりで一つ。
私が母から言われたことです。
「仏壇の前で手を合わせる時、人間の心はガラス張りのようにスケスケなのよ。」
「つまり、ご先祖様に隠し事や嘘はつけないってこと。」
この話を聞いた時、私の中に大切なものさしが一つ出来上がりました。
「ご先祖様に報告できないことはしない。」
魔が刺して、人を傷つけようと頭をよぎった時。
誰も見ていないからと、こっそり悪さをしようとした時。
人を出し抜いたり、陥れてやろうと、黒い気持ちが心に広がった時。
面倒臭いから自分の実力より簡単な道を選ぼうとした時。
それはご先祖様に胸を張って報告できるのか?
と問うことにしています。
すると、自分らしく、まっすぐな自分でいられる道に進むことができるんです。
さらに厳しいものさしをご所望の方は、
「親(又は祖父母)に報告できるか?」
を自分に問うてみてください。
見えないご先祖様よりも、目の前の親の方がはるかに厳しい審査基準を持っているはずです笑















